廿日市パーソナルトレーニングジムroot.の藤田愛希です!
6月に入り、気温も湿度も上がってきた今日この頃…
今回は夏に向けての熱中症対策をいち早く皆様にご紹介したいと思います!
毎年のように猛暑が続く日本の夏。熱中症は命に関わるリスクもあるため、「暑くなってから対策」ではなく、今の時期から準備を始めることがとても大切です。
そこで注目したいのが、「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という言葉。
これは、カラダが暑さに徐々に慣れていく自然な適応反応のことで、汗をかきやすくなったり、体温調節がスムーズに行えるようになったりすることで、熱中症リスクを下げる効果があります。
暑熱順化とは
暑熱順化は、約1〜2週間程度の軽い運動や入浴習慣などで促されます。
たとえば、
-
朝や夕方にウォーキングや軽いランニングをする
-
湯船にしっかり浸かって汗をかく
-
エアコンをつけすぎず、少し暑さを感じる環境に身体を慣らす
など、無理のない範囲で「汗をかく習慣」をつけておくと、夏本番にカラダが対応しやすくなります。
そして、忘れてはいけないのが「栄養補給」です!暑熱順化がうまくいかないと感じる方や、日中にだるさを感じやすい方は、食事の内容を少し見直すだけでも対策になります。
暑さ対策に適した栄養とは
特に意識したい栄養素は以下の通りです。
-
ナトリウム(塩分)・カリウム:汗とともに失われる電解質。味噌汁や梅干し、バナナ、トマトなどから補給を。
-
ビタミンB群:エネルギー代謝をサポート。豚肉、納豆、卵などに多く含まれます。
-
マグネシウム・カルシウム:筋肉のけいれんや疲労予防に。豆腐、海藻類、小魚などが◎。
-
水分+糖分+塩分:スポーツドリンクのような補水が必要なときも。外出や運動後にはこまめに。
また、暑さで食欲が落ちてしまうと、必要な栄養が摂れず体力も落ちやすくなります。冷たいそうめんやアイスだけで済ませる食事が続いてしまうと、熱中症になりやすい“弱い身体”をつくってしまうことに。
そのため、食べやすい形でたんぱく質やビタミン類を意識的に摂ることが大切です。冷しゃぶサラダ、冷ややっこ、納豆、ゆで卵、豆乳スムージーなど、胃腸に優しく栄養価の高いメニューを意識してみましょう。
暑熱順化+栄養補給は、夏を元気に乗り切るための最強の組み合わせです。
今のうちから少しずつ身体を整え、熱に負けない“夏対応ボディ”をつくっていきましょう!