廿日市のパーソナルトレーニングジムroot.の藤田です。
現在root.は休業中ですが、オンラインでの指導は行っています!不思議なことに5/6を過ぎてから立て続けにお申し込みを頂いています。緊急事態宣言が延長されたことで「あと1か月ジムに行けないままだとマズイぞ!」という方が多くいらっしゃるのかもしれませんね。
どんな状況においても、人の手を借りてでも、運動は取り組むべきだと思っています。動くことによって人間は健康を維持する生き物ですからね。トレーナーとしてはこんな時に僕を選んでいただきありがたいと思うと同時に、期待以上のものが提供できるよう頑張るのみです。
さて、本題へ。
皆さんは何となく調子が悪いなぁということありませんか?僕はたまにあります。なんだか体がだるい感じがしたり、疲労感をずっと抱えていたり、頭の回転がイマイチだったりなど。。
実はこの現象、「炎症」が原因かもしれません。
とある研究で、健康状態の5段階評価(とても良い/良い/普通/悪い/とても悪い)のアンケートを取り、その後身体の炎症レベルを調べたところ、体調が悪いと答えた人ほど炎症レベルが高かったという報告があります。
また別の研究では、長寿の人を調べてみると、そうでない人よりも炎症レベルが低かったということも言われています。
炎症レベルが低いほど、体調良く、若々しく生きることができるということです。
では、「炎症」ってなに?という話ですが、以下のように言われています。
《炎症とは、生体組織に何らかの有害な刺激を起こす物質(起炎物質)が作用したときに生体が示す局所の反応であり、生体防御反応の一過程である。》
つまり、炎症レベルが高い時というのは体が何かしらの攻撃(ダメージ)を受けているということ。
例えば怪我をした時。怪我を治すために、皮膚が赤くなって腫れてくる現象はまさに炎症反応です。これは体の表面での出来事ですが、体の内部でも炎症反応は起きます。アレルギー反応で鼻づまりになったり、目が充血したり。このように炎症は体にとって必要なものでもあるのですが、実は慢性的に炎症レベルが上がってしまうと良くないことが出てきます。
慢性的な炎症レベルの上昇は、血管や細胞を傷つける原因となると言われています。その結果、動脈硬化や脳梗塞を引き起こすことも。
慢性的な炎症レベルの上昇の原因に内臓脂肪の増加があります。実は脂肪細胞は、炎症性物質を分泌し、体内に炎症反応を引き起こすことがわかっています。実は、人間が生きることにおいて内臓脂肪は不要なものなのです。。。内臓脂肪増加による健康状態の悪化の代表的なものがメタボリックシンドロームですね。
そして内臓脂肪を抑えていくには、何よりも食事の改善と、十分な運動です。
加工食品やお菓子を毎日のように食べていませんか?
麺やパンばかり食べていませんか?
野菜を食べていますか?
毎日体を動かしていますか?
全然キャッチーじゃないし、面白くありませんが、誰もが知っている当たり前のことを取り組むことができるかどうかが大切です!
お腹が最近出てきなぁ〜と感じる方、あなたの体内では炎症レベルがメラメラと上昇し、体を蝕んでいるかもしれませんよ。
もう一度ご自身の生活習慣と向き合って見て下さいね。