広島・廿日市のパーソナルトレーナー藤田竜也です。
今回はダイエットに取り組む際に必ず確認しておいて欲しい数値についてお伝えします。
これからダイエットを始める、または今取り組んでいるけどイマイチ結果が出ないという方は是非読んで下さいね。
BMIとは?
必ず確認すべき数値、それは「BMI」です。
BMIとは、『Body Mass Index(ボディ・マス・インデックス』の略で、要は太っているのか、痩せているのかを表す数値です。
次の式から算出されます。
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗
例えば、体重50kgで身長が150cmの方の場合。
BMI = 50 ÷ (1.5×1.5)
= 22.222…
となります。
ご自身のBMIを把握されていない方は、是非この機会に計算をして把握してみて下さいね。
一応数値を入れるだけでBMIを算出してくれるサイトをリンクしておきます。
日本では18.5以下が低体重、25以上から肥満、その真ん中が普通体重とされています。
そしてBMI22前後が高血圧や脂質異常などになりにくいとされています。
つまり健康診断に引っかかりにくいということです。
実はこのBMIの違いでダイエットにおいて意識すべき点は異なります。
BMI別ダイエットの注意点
BMIが25を超える肥満体型の方
原則的に「消費するカロリー>摂取するカロリー」となれば体重は減っていきます。
日々の食事量をコントロールし、こまめに運動することでが重要です。
BMIが25を超える肥満体型の方などは、特に食事量のコントロールができれば体重は減少しやすいです。
糖質を制限すると効果が出やすいのもBMIが高めの方です。
そのため、目を向けるべきは以下の点。
- お菓子を食べ過ぎていないか?
- 外食が多くなっていないか?
お菓子の量と外食の回数を減らすだけでも、摂取カロリーがコントロールできる方が多いように思います。
そして次に大事になってくるのが運動量です。
- 1日8000歩以上歩いているか?
これらに目を向けて、改善できる行動を少しずつ変えていきましょう。
BMIが25未満の普通体重の方
摂取カロリーをコントロールしているにも関わらず、なかなか体重が減らない方もいらっしゃいます。
「食べる量は少ないのに体重は減らない!なんでよ!泣」という方です。
BMI25未満の普通体重の方になってくると、そういう方が多くなってきます。
なぜ食べる量が少ないのに、体重が減らないのか。
それは、基礎代謝が悪くなってしまっていることが殆どです。
食べる量が少なくなれば、体はより代謝を悪くして消費カロリーを減らそうとします。それが体を守ることにつながるからです。
要するに体が省エネモードになるということです。
だからこそ意識を向けるべきは代謝を高めることになります。
そのためには以下のことがポイントになります。
①運動は有酸素運動ではなく、筋トレをメインにすること。
有酸素運動ではカロリーは消費しても、代謝をあげるための運動にはなりません。
代謝をあげるには何より筋トレです。
短時間で、きつい運動をすることが大事。
②食事量は、減らさずに質を高める。
糖質カットなんて絶対ダメです。
筋トレで使うエネルギーは糖質から得られます。そのため、糖質も摂取しながら、摂取した糖質をしっかりエネルギーとして利用する。
そうすることで、エネルギーを使いやすい体質になります。
逆に糖質を摂らなければ体は省エネモードに切り替わっていきやすいです。
BMIが18.5未満の低体重の方
BMIが18.5未満の方は….
ダイエットをしてはいけません!
18.5未満からさらに痩せることは、不健康を増すだけです。
逆に体重を増やさなければいけません。
筋トレをメインにした運動をする。しっかり食べる。とにかくこれを行いましょう。
実は、BMIが18.5を切っても「今以上に痩せたい!」とおっしゃる方は結構いらっしゃいます。
何年か前には、ヨーロッパのモデルさんの多くがBMI18.5以下で、それに憧れるたくさんの女性がどんどん痩せて不健康になってしまったことが問題視されました。
綺麗になるための努力は素晴らしいことだとは思います。
しかし、それで健康を害すのは本末転等です。
脳科学的に見ると、魅力的なカラダとは健康的なカラダのことのようです。
自分のカラダを、自分の健康を大切にすることが何より重要ですね。
今日のまとめ
今日のまとめです。
- BMI25以上の肥満体質の方は、食事量のコントロールをし、できる範囲で活動量を増やす
- BMI25未満の方は、糖質を摂取しながら筋トレを頑張る
- BMI18.5未満の方は、ダイエット禁止!
ポイントを押さえて、健康的に理想の体を目指しましょう^^
この記事へのコメントはありません。