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原点を振り返る

広島・廿日市のパーソナルトレーナー藤田竜也です。

 

僕が運動やトレーニングが必要だな、運動やトレーニングを多くの人に届けたいなと思ったキッカケは、僕が銀行員だった頃のことです。

 

僕、営業が全くダメでした。笑
人に何かを買ってもらったりすることが基本的にできなかったんですよね。

銀行に入って2年目から外回りで営業をしていたのですが、金融商品なんてもうセールスしたくないわけです。

 

 

だから、当時は病みました。

JR阿品駅(廿日市市)から職場最寄の広島駅まで向かう通勤電車の中では、

「このまま岡山まで行きたい」って、ずっと思ってました。笑
(天神川までは1回行った!笑)

とにかく職場に行くのが苦痛でしかたがなかったです。

鬱の手前くらいだったかな。
(知り合いの精神科医に「いつでも鬱の診断書は出すから言ってね!」と言われてました。)

 

 

休む理由が何かないかなぁと常に考えて、体調が悪くなれば休めるのにと思って体調を崩すことを熱望してました。そんなこと考えていると、ご飯を食べることから徐々に離れていきました。

朝ご飯を食べずに出社。
昼食は時間がないを言い訳に食べず。
夜は先輩(吉田さんというどうしようもない先輩)に立ち飲み屋に連れてってもらって、好きでもない缶ビールを無理やり飲みながら串揚げ2本食べて終了。(串揚げはだいたいチーズと豚バラを注文)

ご飯を食べなかったら、体調崩して会社休めるかなと思ってた訳です。

 

体重は50kgを下回りました。

それでも、結構身体は丈夫な方だし根はテキトーな性格なので、残念ながら身体は壊さなかったしはっきりとした鬱病にもならなかったです。ちくしょう。笑

その時気づいたんです。
人間って心が病んで不幸なときって、自分の健康なんてどうでもよくなるんだなぁと。

 

 

 

でも、ある日から、友人とスポーツを始めたことでちょっと変わり始めました。

身体を動かすと、嫌なことを忘れられるんですよね。
次の日の仕事もちょっとだけど頑張れるような気がする。

そして溢れていた不健康になりたい欲もおさまってくる感じがある。

 

運動は不幸や不健康を予防できる可能性があるということを知りました。

 

 

 

そんなとき、当時カープのトレーナーの方がブログを書いていらっしゃいました。

その記事の中に、こうあったんです。

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身体の事にもっと真剣になって、身体に投資するという考え方がもっと一般的になり、

いつでもどこでもスポーツやフィットネスライフを楽しめる世の中。

「うちの一家はどこどこのトレーナーさんに家族の健康を預けている」

みたいな会話が出るようになれば、世の中も良い方向に進むかもしれません。

僕らトレーナーが出来る「世の為」はそんな所でしょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この文章になぜかとてつもなく共感したんです。
そしてワクワクもした。

 

 

当時は銀行辞めて公務員試験受けようかなとも思っていたんですけど、それをきっかけにトレーナーになることを決めました。

自分の身体に対して向き合う人を増やし、不健康や不幸に陥る負の流れを運動で食い止めて、ある家族の幸せを守ることができたらいいなぁと思ったんです。

 

 

これが、僕がトレーナーを目指したきっかけでした。

辞めるときに、職場のみなさんに「頑張れよ!」と言ってもらえたこと、とても心に残っています。

 

 

 

自分が思っていることややりたいことって、案外気づかないものだと思います。

パーソナルジム開業が直前になり、いろいろと考えることがあり、改めて原点を振り返ってみました。

 

 

 

こうやって今やりたいことにチャレンジできているのも、当時の苦しい経験があったからこそ。
そして何より当時の上司や先輩の支えがあったからこそです。

 

なんだか「くさい」ですが、

僕が開業して届けたいものは、当時のみなさんへの感謝の気持ちなのかもしれません。

 

 

社会人になりたての頃、当時の上司にこう言われました。

「一番大事なのは自分。」

これからいろんなことが起きる。周りからいろんなことを言われる。でも、自分を犠牲にするな。自分のことを1番大切にしなさい。

 

銀行を辞めるとき、最後の決断を押してくれたのはこの言葉でした。

今回の廿日市でのパーソナルジム開業も、この言葉が力になっています。

多分この先も、大きな力になる気がします。

 

 

この場を借りて、みなさん、本当にありがとうございます。

↑8年前。若い。笑

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