広島県廿日市市のパーソナルトレーニングジムroot.代表の藤田竜也です。
年が明けてあっという間に半月が経過しましたね!そして寒い日が続いていますが、皆様体調はいかがでしょうか?この時期に多くの方がお悩みになるのがカラダの【冷え】ですよね。
冷えは、様々な不調を引き起こすことがわかっています。そこで今回は、【冷え】についてコラムを書いてみたいと思います。
どうして冷えると良くないの?
まずは冷えがカラダにどんな影響を及ぼすのかを簡単に解説します。
体の中ではカラダを動かすエネルギーを作るために、常時たくさんの化学反応が行われています。その化学反応を促すために実は【酵素】というものが関わっているんです。
※理科の授業で出てきたの覚えてますか?笑
よく言う「代謝が良い」という状態は、この酵素が働きやすい状態ということでもあるのです👆そして、この酵素が充分に働く温度というものがあります。それが37度です。
つまり体温が37度に近いほど代謝がよく、さらに言うと元気に毎日を過ごせるということです。
逆に体温が36度を下回ってきたあたりから、酵素の働きが悪くなり、消化不良、疲れ、やる気のなさ、生理不順などの様々な不調があらわれてきます。特に注意したいのは、筋肉量が少ない女性です。筋肉量と体温は大きく関係していて、低体温の原因の9割は筋肉量の低下と考えられているからです。
だからこそ、健康に過ごすためには習慣的な筋トレが必要なんです。とはいうものの、筋トレの効果はそんなにすぐに現れるものではありません。そこで今回は即時的な効果のある、冷え対策を2つご紹介します!
コップ1杯の熱いお湯
まず1つ目は、熱々のお湯です。
約150mlの火傷しない程度に熱いお湯を準備して下さい。そのお湯を1分半以内に、ぐびぐび飲み干す。これだけです。
※1分半に飲み干すのは結構大変です!
熱いお湯によって温められた胃周辺の血液が、全身に循環することで一気に体温が上昇します。体温が上昇したとき、「ほっ」とリラックスされる方が多くいらっしゃいます。それは寒さによってカラダが緊張していた証拠です。そんな方は、是非こまめにカラダをあたためてリラックスさせてあげて下さいね。
体幹から温める
寒さ対策で厚手の靴下を利用される方が多いですよね。確かに最初に冷えてくるのはカラダの中心から離れている手足です。しかし温めようと思ったときに、優先度が高いのは実は【体幹】なんです。
血液は心臓から一気に全身に送り出されます。そのため心臓から送り出される血液の温度が高ければ、手足も冷えにくくなります。だからこそ、手足よりもまずカラダの中心部である体幹を温めることが重要です。特にお腹を温かくしておけば、下半身に冷えには絶大な効果をもたらします。
そこで先日root.の会員様がオススメしてくださった商品をご紹介します♪
足からお腹までつながっている形になっていて、とっっっっっても暖かいようです☺️売り切れになっているものもありますが、下半身の冷えが気になる方は是非こういった道具に頼って対策をしてみて下さいね。
そして自宅の中では湯たんぽもオススメです!
湯たんぽをお腹に当てることで、お腹周りをあたためます。お腹周りの温度が上がれば、副交感神経が働きリラックスモードになりやすくなることが分かっています。家事が一息ついたときや、夜寝る前などに湯たんぽなどを利用してお腹周りを温めてみてくださいね!
最後に
体温を上げるためには、何よりも食事と運動が大切になります。糖質制限食をすると代謝機能が低下することも分かっています。そのため、1日3回バランス食を摂ること土台として、今回ご紹介した冷え対策に取り組んでみて下さい!
そして、こたつにこもって温まるのも良いですが、是非カラダを動かして下さいね!
今日はここまで。では。
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