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ダイエットの敵!モナリザ症候群とは??

広島・廿日市市のパーソナルトレーニングジムroot.代表の藤田竜也です。

おそらくほとんどの方が『モナリザ症候群』という言葉を初めて耳にされるのではないかと思います。

実は、ダイエットに悩む方の多くがこのモナリザ症候群に陥っています。しかし、それにもかかわらず、モナリザ症候群に陥っていることなんて誰も気がついていません。ということで今回のコラムではモナリザ症候群について簡単に説明をしていきたいと思います!

【モナリザ症候群とは??】

モナリザというのはとある英文のアルファベットの頭文字を取ったもの。そのとある英文というのがこちら
↓↓
Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity.
→MONALISA!!

これを直訳すると「肥満者の大多数は交感神経の働きが低下しているとなります。

実は痩せられない人というのは交感神経の働きが低下しています。交感神経というのは活発に活動するときに働く神経のこと。リラックス時に働くのは副交感神経ですね。

交感神経が高まることでアドレナリンなどの脂肪を分解してくれるホルモンが分泌されます。そんな役割のある交感神経の働きが悪くなってしまえば、そりゃダイエットだってうまくいきませんよね。研究によれば、肥満者うち約7割に交感神経の低下が見られたとのことです。

それなら、交感神経を高めるような行動をすればいいじゃないか!…と、いうことになるのですが、、、ちょっと待ったです✋まずはどうして交感神経の働きが低下してしまうのか、その原因を考えてみましょう。

交感神経を高める前に

実は、交感神経の低下の要因の一つに交感神経の過活動があります。つまり、交感神経が慢性的に働き続けることで、神経の働きが疲労してしまい、徐々に交感神経が働きが弱くなってくるのです。

その状況に陥ってしまった人の多くは痩せにくいということに加えて、朝起きられない、集中が続かない、疲れやすい…などの不調も現れてきます。

そのため、交感神経を高める前にまずは副交感神経の働きを回復させてあげる必要がでてきます。何事においても大切なのはバランスで、ダイエットを成功させるためには交感神経も副交感神経も十分に働いているというのが条件になる訳ですね👆

実際に、交感神経と副交感神経の働きの総量が高ければ、肥満度や体脂肪率が低いというデータもでています。

https://tarzanweb.jp/post-182279

副交感神経の高め方

副交感神経を高めるためには過剰なストレスを避けながら、リラックスする時間を確保することです。肩の力を抜いて、深呼吸する時間をこまめに作ってみましょう。

それ以外にも、
良い睡眠が取れているか
ゆっくり食事を摂れているか
笑顔でいる時間が多いか
周りに気を使いすぎていないか
こんなところに注意しながら日々の生活を過ごしてみて下さい♪上記がバッチリな人は副交感神経が十分に働いているので、ダイエットの成果が現れやすいです😊

交感神経の働きを高めるためには?

副交感神経が高まったところでその次に交感神経を高める行動をとっていきましょう。交感神経を高めるため必要なのは短期のストレスです。代表的なものは、やっぱり運動です!

運動は、ただカロリーを消費するだけでなく交感神経を高めて痩せやすい体を維持するために必要な適度なストレスになってくれるのです。息が上がるような運動が交感神経の刺激になります。

有酸素運動でも、筋トレでも呼吸が少し乱れる程度の強度で体を動かすようにしていきましょう!

今日のまとめ

簡単にまとめると…

・肥満者は交感神経の働きが弱くなっている
・まずはリラックスで副交感神経を働かせる
・息が上がる程度の運動で交感神経を刺激する

ということです!モナリザ症候群から抜け出して、健康で引き締まった体づくりをしたいという方は上記を意識して取り組んでみて下さいね😊

今日はここまで!では。

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