広島・廿日市市の
パーソナルトレーニングジムroot.
代表の藤田竜也です。
先日会員さんと話をしていて
自律神経についての話題になりました。
その中で、他の会員の皆さんにも
共有しておきたいなぁと思ったことが
ありましたので今回記事にしたいと思います!
【自律神経とは?】
体を動かす時、脳から各部位へと
指令を送ることで体は動きます。
逆に、体の各部位で感じた情報を
脳へと送る場合もあります。
その体の各部位と脳を繋いでいる
「指令や情報が通る道」が神経なんです。
その中でも
無意識でカラダの調整をするための神経
というのが自律神経になります。
交感神経と副交感神経で成り立ちます。
人間は「血糖値を上げよう!」と
思わなくても血糖値は上はあがります。
「心臓の鼓動を速くしよう!」と
思わなくても、運動を始めると
心臓はドクドクと鼓動を速めてくれます。
このように、意識をしなくても
状況に応じて勝手に体が反応してくれるのは
自律神経のおかげなんです☝️
逆に言えば、
自律神経の働きが弱くなっている人は
状況の変化にうまく対応することが
できなくなってきます。
それが自律神経失調症と
呼ばれるものになります。
例えば、夜寝れなくなったりすれば
副交感神経の働きが弱くなって
リラックスできていない可能性がありますし、
朝パッと起きられない、仕事中でも
元気が出ないなどがあれば、
交感神経の働きが弱くなっている
可能性が考えられます。
【自律神経は飛行機のエンジン】
自律神経を理解するためには
飛行機をイメージすると
わかりやすいです。
飛行機には、左右の翼それぞれに
エンジンが付いていていますよね。
離陸する時には、両方のエンジンを
フルパワーで出力してスピードを
上げる必要がありますし、
1度離陸した後は、
スピードや進行方向を調整するために
左右のエンジンのパワーを、それぞれ
変化させていかなければいけません。
人間の体もこれに似ています。
普段、人間が健康に過ごすためには
飛行機が離陸するときと同様に、
まずは交感神経と副交感神経の
大きなパワーが必要になります。
例えば、
交感神経と副交感神経のバランスが
同じくらいの状態であったとしても…
それぞれ80のパワーが出せる人と、
20のパワーしか出せない人がいます。
↓↓
この場合、
どちらも80のパワーを出せる人は
日中は活動的に動けて、夜もぐっすりと
眠れることができる、元気な人です。
どちらも20のパワーしか出せない人は
例えバランスは同じでも活動的ではなく、
夜もぐっすり寝れない元気がない人と
いうことになるんです。
逆に、以下の図のように
どちらも高いパワーを発揮した上で
微調整されているのが良い状態です。
↓↓
よく、
「自律神経のバランスを整えましょう!」
という言葉を聞きますが…
大事なのは
【バランスを整える】
というよりも、まずは各神経の
【働きを強くする】
という観点なんです。
【自律神経を強くするには?】
では次に、
自律神経の働きを強くするための
具体的な方法をお伝えします。
ここで一番おすすめしたいのが
やっぱり『運動』なんです。
実は運動は自律神経に対して
めちゃくちゃ良い影響を
及ぼしてくれます。
体を動かしていくと、まず
交感神経が働いてくれて、
そして運動をやめると、
今度は次第に副交感神経が働いてくれる
ということが分かっています。
つまり運動は
どちらの神経も強くしてくれる
超優れものなんです!
また、自律神経の働きが弱い人には
いきなりダンベルやバーベルを
持ち上げるようなトレーニングではなく、
マット上でできるような
「ちょっと息の上がる」運動
から始めることをオススメします。
こういう運動はroot.のセッションでも
前半に多用させてもらっています^^
また、ジムに行っていない方であれば
有酸素運動に取り組んで下さい!
ポイントは
「ちょっと息が上がる程度」のスピードで
歩く、もしくはジョギングをすることです。
時間は1日20分を目標にして、
時間がなければ5分でもオッケーです!
できることなら毎日の
習慣にしていきましょうね♪
これで自律神経がしっかり働くようになり
より健康的になれるに違いありません!!
是非チャレンジしてみて下さい🤗
今回はここまで。
ではまた!