Personal trainig for life root.

体の引き締め・不調改善、フィットネスビギナーのための
パーソナルトレーニングジム

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2020.01.27
#運動・筋トレ

運動のカタチ

広島・廿日市のパーソナルトレーナー藤田竜也です。

 

現在毎週月曜の午前中に、スポーツ系専門学校にて授業を持たせてもらっています。

講師を始めてかれこれ3年になりますが、未だに慣れておりません。笑
いつまでたっても僕の常識をはるかに上回る行動をとる生徒にいつも振り回されております。笑

 

 

『子供のことを英語でチャイルドと言うけれど、複数になるとチャイルズじゃなくてチルドレンだろ。別物になるんだよ。』

 

僕の好きな伊坂幸太郎さんの「チルドレン」という小説の中にこんな一文があります。1対1で接しているとすごく真面目なのに、集団に入るとハジける生徒っていませんか?この小説のワンフレーズに、首がもげるくらい頷いております。

 

トレーニングにおいても、パーソナル指導(1対1)と集団指導があります。指導する立場からすると、全く違うもののように感じるんですよね。なんでこんなにも違うんだろう、と自分でも疑問に感じるくらい。

 

パーソナル指導であれば、クライアントさんの身体をまずチェックし、身体の状態とその人の目的に沿って個別のプログラムを提供します。もっというと性格的な部分も考慮しながら進める必要を感じています。
ひたすら「人と向き合う」といいますか、そんな感覚があります。

 

しかし集団指導の場合は個別のプログラムを組むことは基本的にしません。個別のプログラムを組んでしまうと、1人1人にトレーニング指導する時間が膨大にかかってしまい、全体に目を配ることができなくなります。

どのトレーニングをするか以上に、トレーニングの質(適切なフォームと負荷)の方がよっぽど大事ですから、個別プログラムを考えることに意識量を増やすよりも、トレーニングの質に対する意識量を増やしたいんです。

そうすると人ではなく「トレーニングの質と向き合う」という感覚になります。

 

意識を人に向けているか、トレーニングそのものに向けているか。
同じトレーニング指導でも、意識の違いで、全く別ものに感じます。

 

そして僕がそう感じるということは、お客さんも接し方の違いを感じていらっしゃるのかもしれません。
パーソナルと集団指導は全然違う。と。

どちらが良くてどちらが悪いということではなく、自分にあったカタチを選んでもらえればいいと思います。経済的な事情も踏まえて。

 

 

「健康をつくる時代から健康を維持する時代になる」というふうに言われています。
これは若いうちから細く長く運動をしなさいよ、ということだと僕は捉えています。

 

広島では今はパーソナルトレーニングがぐんぐんキテいます。市内のパーソナルジムはだいぶ増えました。でも、時代としては集団指導が求められ始めているのだろうなとは思います。

パーソナルトレーニングってどちらかというと、太く短く提供しているジムが多いと思います。
でも細く長く続けられるパーソナルトレーニングがあっても良いですよね。

 

そして僕がつくるパーソナルジムは、細く長く続けることのできるジムでありたいなぁと。

 

 

健康な人を増やす。
それが僕たちトレーナーの使命みたいなもんです。

いろんな運動のカタチが出てくればいいですよね。