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2020.01.26
#運動・筋トレ

そのスクワット、ちょっと待った!

広島・廿日市のパーソナルトレーナー藤田竜也です。

 

今日はスクワットについて。

以前スクワットには様々な種類があるよー!という記事を書きました。
『下半身を鍛えて痩せやすいカラダを作る!7種類のスクワット』

今回は種類云々の前に、基本的なスクワットのやり方をお伝えしようと思います。

 

スクワットは「トレーニングの王様」とも言われています。
なぜ王様と言われるのかというと、とてもたくさんの筋に対して大きな負荷をかけることができるからです。

太もも
ふくらはぎ
お尻
背中
お腹

などなど、人が生活していくために非常に重要な部位をこのエクササイズ1つで鍛えることができます。
だからこそ、少ない労力で体力を高めていくためにはとても有益なエクササイズなのです。

そしてスクワットのフォームには、その人の日頃の体の使い方が現れてきます。
スクワットを見れば、「膝痛めてる可能性あるなぁ」とか、「お尻が垂れて前ももパンパンに張ってるだろうなぁ」とか、なんとなく予想できます。

 

例えば正面から見た時、スクワットの動作中には膝は足のつま先の真上にあること、膝とつま先が同じ方向を向いていることが理想です。
前日僕がインスタグラムに投稿した動画を載せます。

スクワットの膝の位置(動画)

ほとんどの人はしゃがんだ時に膝がつま先より内側に位置しています。

膝が内に入ってしまったスクワット

膝が内に入ってしまったスクワット

実は膝が内に位置してしまうと、膝の痛みの原因になります。

 

膝は構造上、大きく捻ることができません。基本的には前後の曲げ伸ばししかできない関節です。それが、膝とつま先の向きがずれると、膝に捻れが発生していることになります。捻れることがクセになると、軟骨がすり減ってしまったり、靭帯を損傷したりという傷害が起きやすくなります。

 

もっというと膝が捻れるということは、連鎖的に股関節の捻れも起こることになります。
股関節の痛みの原因にもなるし、女性にとってはヒップアップの大敵にも。。

 

だからこそ、スクワットの動作中は膝をより開くという意識を持つことが必要となります。

膝を開くことを意識したスクワット

膝を開くことを意識したスクワット

そしてここからが重要なんですけど、
たとえこのことを頭で理解していても、実践できないことがほとんどなんです。

それは膝を開くという意識が少ないことや、股関節の柔軟性が悪いこと、身体の後面の筋力が足りないことなど、様々な要因があってできないのです。
実はスクワットって難易度が高いエクササイズなんですよね。

 

そして、何が原因で正しいスクワットができていないのかを見極めていくこと、それがトレーナーの仕事です。

僕が指導する場合、まずいきなりスクワットをガンガンしてもらう、なんてことはまずありません。
スクワットに必要な関節の柔らかさがあるかどうかを事前にチェックし、必要であれば筋膜リリースやストレッチをしてもらい、そしてスクワットに必要な意識付けのためのエクササイズをしてもらい、そこでやっとスクワットに辿りつきます。

 

スクワットする前に必要なことがたくさんありすぎて、1日ではスクワットにたどり着かないことが多いんですけど、、、
それでも正しいスクワットができるようになるだけで、身体の調子が良くなる人は本当多いです。

 

だからこそ、正しいスクワットをこれからもお届けできるように頑張っていきたいと思います。

今日はこんなところで失礼します。