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食について考える時間を増やすこと

広島・廿日市のパーソナルトレーナー藤田竜也です。

 

僕のクライアントさんにはダイエット目的の方も多くいらっしゃいます。

その中には、全然食べてないのに痩せない!と言う方がいます。

 

 

そうやって言われた場合、1,2週間程度、食事の写真を撮って送ってもらうようにしたりもします。

その結果何がわかるかというと、その多くは、栄養が足りていません。

 

 

僕は栄養士ではないので、細かいことは分かりません。

けどたんぱく質でいうと、1日におおよそ体重×0.8g程度は摂取した方が良いとされています。体重50kgだったら40gです。
また、1日の野菜の推奨摂取量は350gです。

 

1日1食でたんぱく質40g摂れると思いますか?野菜350g食べれると思いますか?
絶対無理です。

野菜はもっというと800gまでは野菜の摂取量を増やすほどに死亡リスクや疾患にかかるリスクが減るという研究結果があります。あくまでその350gは最低ラインであって、本当はもっと食べた方が良い。

たんぱく質も運動する人は1日に体重×2g程度摂った方が良いともされています。

 

 

1日1食だと普通は無理なんですよね〜。

 

 

エネルギーを消費する際に、体は多くのビタミン・ミネラルなどの栄養も一緒に消費しています。
逆に言うとビタミン・ミネラルがないとエネルギーを消費しづらいのです。

ダイエットする人は消費カロリーを高めていく必要があるわけですが、いくら運動してカロリーを消費しても、ビタミン・ミネラルが少ないと消費しづらいのでもったいないんですよね。

 

 

で、結構そいういう人に限って、しっかりスタバのフラペチーノとかコンビニでおいしそうなお菓子を買ってしっかり食べてます。

そりゃ体重も減りようがありません。

 

 

おそらく食について考える時間が極端に少ないんだと思います。

 

 

日本では1日3食が一般的とされていると思います。
1日3食を全て丁寧に料理すると、丸1日ずっと料理している錯覚に陥るくらい、食に時間を費やされると思います。それって今の感覚だと食に時間をかけすぎなんだと思います。

 

でも原始時代とか昔の人は、1日のほとんどの時間を食べるために費やしていたんじゃないかなとも思うんです。生きることは食べることですからね。食料を調達するのにももっと時間がかかったであろうし、調理をするのも今みたいに便利ではなかったと思います

 

それに比べたら、今は、食のことをめんどくさがりすぎなのかもしれません。

 

「ダイエット」って今では「体重を減らすこと」と認識されていますが、もとは「食生活」という意味があります。痩せるとか痩せないとかじゃなく。食事そのもの。

 

もっと食について考える時間を増やすこと。

ダイエットはまずはそこからだと思っています。

 

 

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