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運動不足だとどうなる?

廿日市のパーソナルトレーニングジムroot.の藤田です。

 

今世間を騒がせているコロナウイルスですが、広島県でも徐々に感染者が増えつつあります。ここまでくると、もうどこで感染してもおかしくないのかもしれません。悲しいですが、外出を控えてなるべく人との接触を避けること、外出するにしてもできる限りの対策をしていくしかありません。

 

自宅にいる時間が長くなったという方も多いと思います。ただ、そんな中でも、体を動かすことはやめないで欲しいと願っています。なぜなら、運動は自分の心と体を守るために絶対必要なものだからです。外へ出歩く時間が減った今だからこそ、自ら積極的に運動する時間を確保する必要があるのです。

 

そこで今回は、運動不足になるとなぜ良くないのかということを説明してみたいと思います。

運動不足だとどうなる?

血流量の減少

体を動かす時間が減ることで起きること、まず1つ目は血流量の減少が挙げられます。全身の末端に血液を送り出すのは心臓の力です。心臓がドクドクと動くことによってポンプのように全身へと血液を送り出します。しかし血液が心臓へ戻る時、心臓は血液を吸い込む力は持っていないんです。ではどうやって血液を心臓へ送り込むかというと、全身の筋肉が動くことにより血液の心臓への流れを促しています。筋肉を動かせば動かすほど、血液の循環は良くなるわけです。

 

心臓から足先に送り出された血液を例にとると、主にふくらはぎの筋肉が心臓の代わりにポンプの働きをしてくれることで、心臓へと血液を送りだしています。「ふくらはぎは第2の心臓」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、特に足部は心臓から距離が遠いため、その分ふくらはぎのポンプ作用はとても重要な役割を果たすのです。

 

これはふくらはぎだけのことではなく、運動量が減って全身の筋肉の収縮回数が減ると、全身の血液の流れが悪くなります。血液は全身へ栄養素・エネルギー源を運んでいるわけなので、血流量が減少してしまうと、

  • 冷え性
  • 肩こり
  • 関節の痛み
  • 認知機能の低下
  • 精神疾患

などなど、身体や脳の様々な不調を引き起こしてしまうのです。

筋力/筋肉量の低下

筋肉は使われなければ退化します。

健康・体力づくり事業財団によると、2週間全く動かない生活をしていると7年分の筋力が落ちるとされています。つまり7年分歳をとってしまうということです。。。大きな怪我をしたことがある方はお分かりになる方も多いかもしれませんが、怪我をした患部を包帯などでぐるぐる巻きにして固定していると、すぐ細くなってしまいます。全く使われていない筋肉の衰えは、ビックリするほど早いのです。だからこそ、体を動かしていく必要があります。

 

体に必要のない筋肉なんてありません。様々な動きをすることで様々な筋肉に刺激を入れていかなければ、使われない筋肉は機能しなくなってきます。ムキムキになろう!と言いたいわけではなく、とにかく体を動かすことが筋力の維持にもなります。

柔軟性の低下

柔軟性の低下も、筋肉の退化のうちの1つです。本来、人間の関節はある程度動く範囲というのが決まっています。例えば、万歳したら腕は真上まで上がるはずですし、足裏をべったり床につけたまましゃがめるはずです。それが運動不足が続くと筋肉の柔軟性は低下し関節の可動範囲は狭くなります。腕が上がりにくくなる、しゃがもうとしても深くしゃがめなくなるということが起きてきます。極端に関節の動く範囲が狭くなってしまうと、関節の痛みにもつながることとなります。

 

ただでさえ、日頃の生活および慣れたアクティビティだけだと〈使われにくい筋肉〉〈使われにくい関節〉〈使われにくい動き〉がどうしても出てきます。それに加えて外出自粛の今の状況で運動不足が重なれば筋肉はどんどん硬くなるばかり。

 

そういえば、この前大学の友人と会った時に、前屈してもらったんですが、、、、

さすがにこれは硬いと言わざるを得ませんね。。。笑

 

さて次回は、運動不足に陥りそうな時にどんな運動をしたら良いのかをお伝えしたいと思います。

では。

 

 

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