広島・廿日市のパーソナルトレーナーの藤田竜也です。
今日は「脳が目覚めるたった1つの習慣」という本をご紹介します。
運動はただ体を変えるツールとなるだけでなく、脳の働きも変えてくれます。そのことが科学的根拠をもとに書かれている本です。
結論から言うと、たった10分の有酸素運動がめちゃくちゃ脳に効く!ということ。有酸素運動が脳に与える影響は以下のものが挙げられます。
- 脳の栄養素とも言える「BDNF」という物質を出し、海馬を大きくしてくれる
- 認知症を引き起こす物質を壊す酵素を発生させる
- 快感ややる気をもたらすドーパミンを分泌する
- 瞬時に判断能力を高めるノルアドレナリンを分泌する
- 精神状態を健康に保つセロトニンを分泌する
などなど。良いことありまくりなんです。年を重ねるごとに、脳の機能は低下していくものですが、対策をすれば何歳になっても脳は成長するとのこと。
では、どのくらいの時間・強度・頻度で有酸素運動をすればいいの?ということなのですが、ある研究によると、
- 「ハァハァ」と軽く息が上がる程度で、
- 1日10分を
- 2週間継続する
と、脳神経細胞が増加
- 6週間継続する
と、認知機能そのものが向上したということです。
脳を良い状態にするということは、幸福感を増してくれることでもあります。10分間の有酸素運動で幸せになれるんですよ。1日たった10分。やるしかないですよね。うん、やるしかない!
毎朝の週間にしても、仕事の合間でも、夜お風呂に入る前でも。たった10分で人生がより良く変わると考えたら、朝飯前ですよね。やりましょう!
この本ですが、運動についてだけでなく、その他の観点からも科学的な研究をもとに、具体的な行動の提案をしてくれます。めちゃオススメなので気になる方は是非読んでみて下さいね〜